オガ炭って何なの?
そもそもオガ炭ってなんなの?そんな疑問にお応えします!
目次
はじめに
当サイトをご覧の方の多くは飲食店経営者で、
「オガ炭が何なのかぐらい分かってらい!こんちくしょー」
とお思いでしょうが、数少ないそうでない、一般ピーポーのために、オガ炭が何たるかをメリット・デメリット含め、どんな時にどんな炭を使えば良いのかなどを説明していきます!
この記事を読めば、BBQに行った時に
「実はこの炭、オガ炭って言って~…」とうんちくを垂れたくなること間違いありません!
「他にも炭といえば、○○とかあるけど、この炭はすごくて~…」
「まじこの炭で焼いた肉は確実にうまくなるんだよ。というのも~…」
などとうんちくをこれでもか!というぐらい披露したくなるでしょうが、そこは一旦クールダウンしましょう。近くの川にでも一度入ってくると気持ちが落ち着いてくると思います。
それでは、オガ炭ってなんなのか、その全貌を明らかにしていきます!
オガ炭とは?
wikipediaによると、
「製材時に発生するおが屑を圧縮加熱整形して製造するオガライトを主な原料とした木炭である」
とあります。
なんだか、「圧縮加熱」やら「オガライトを主な原料」とかこの一文だけで難しい雰囲気を醸し出しておりますが、
大切なことは
1.おが屑を
2.うまいこと再利用して炭にした!
この2点です!
おが屑は皆さんご存知ですよね?木材とかを建築用やら家具用やらにきれいな形にする時に出てくる使いみちのなくなってしまった、可哀想な木の破片というかとても小さいやつです。
そんな一見役に立たなそうなおが屑にも敗者復活戦があるんです。
それがオガ炭への進化です!
おが屑を両手では掬いきれないほどいっぱい集めて、これでもかというほど集めて、集めきったところで、ぎゅーっと圧力をかけて形を作ります。そしてめいいっぱいの気持ちを込めて熱を加えます。
これが「圧縮加熱整形」というやつですね。
そうして、零れ落ちるほどのおが屑への愛が詰まって出来上がったものが「オガ炭」となるのです!
ギュッと強く、身を焦がすように強く抱きしめられ、その先に生まれてくるのが「オガ炭」なのです!
(大切なことなので、2回違う言い回しで書きました)
どうでしょうか?これで「オガ炭って何?食べれるの?」とか思っていた方も、ばっちりオガ炭を理解できたのではないでしょうか。
ちなみに「オガ炭」は「おがすみ」ではなく「おがたん」と読みます。なんか萌キャラみたいで可愛い気がします。
炭工房のオガ炭はここがすごい!(CM)
さて、皆様にオガ炭とはなんぞやということを理解していただけたようですので、一旦ここでCMに入ります。
当サイト炭工房で作り、販売しているオガ炭には何と2種類ございます!
「オガ炭」とgoogle先生などで調べ、オガ炭のことを調べると、だいたい
「火の付きが悪い」
と書かれております。これは確かにその通りなんです。
上でも述べた通り、オガ炭は圧縮されることで製造されます。ギューっと圧縮された結果、中身がギッチギチに詰まった炭ができます。
中身が詰まっていると中まで火が通りづらく、どうしても火が付きづらくなってしまうのです。
そこで、炭工房は考えました!火が付きやすいオガ炭を作れないものか…。火が付きやすくなれば、オガ炭の名誉も回復できるはず…。
そんなまだプロジェ○トXが続いていたら取り上げられそうな想いを込めて、試行錯誤して生まれたのが、
「オガ炭(やわらかめタイプ)」です!
ネーミングがストレート過ぎて逆に愛着が湧くレベルですね。
オガ炭(やわらかめタイプ)は、圧縮の過程を緩やかにすることで、中身がそこまでギュッと詰め込まれておらず、持ってみると見た目と比べ軽い印象の炭です。
中身がギュッとしていないため、火の付きが良いんです。
ただ、中身がギュッとしてないので、燃え尽きるのが早いんです…。
1つ解消したら、また1つ解消したい点が出てくるという、あるあるですね。
燃え尽きるのが早いと言っても数分で消えるとかそんなことはないので安心してください!
すぐ火をつけて、お客様卓へ七輪を提供する必要のある回転率高めの焼肉屋さんなどで重宝されてます。
既に飲食店の方々も使ってることを思えば、安心できるのではないでしょうか?
そして、「オガ炭(やわらかめタイプ)」と双璧を成すのが
「オガ炭(かためタイプ)」です!
これもまたストレートなネーミングで素晴らしいのではないでしょうか。
このオガ炭(かためタイプ)はオガ炭(やわらかめタイプ)と正反対の性質を持っています。
・火をつけるのに時間がかかる
・燃え尽きるまでが長い
こんな感じです。ということで、中身がギュッと詰まっているんです。
こちらは焼き鳥屋さんなどの開店前から閉店までずーっと炭を使う必要がある方に好まれています。
炭工房で販売しているオガ炭は
・何かとハマりやすく、すぐ燃えるけど、その分早く燃え尽きてしまう、やわらかめタイプ
・何事にも動じずに、確固たる自分を持ち、一度燃えたら、長いこと燃え続ける、かためタイプ
なんだか、人の性格みたいな2つのオガ炭となっております。
あなたの好みはどちらのタイプですか?
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他にどんな炭があるの?
さてさて、CMも終わったことですので、続きに参りましょう。
ここまで、がっつりオガ炭の説明をしてきましたが、炭には色んな種類があります。
例えばホームセンターとかでよく見かける炭はだいたい「黒炭」と呼ばれるものですし、それで焼いたらそれだけでなんか美味しそうな予感がする「備長炭」とかありますよね。
では簡単な説明とともに、列挙していきます!
1.黒炭
「BBQやろーぜー」 「火をおこすぜー」 「ヒャッハー!!」 「汚物は消毒だー!」
などのテンションが上がらざるを得ないBBQでよく使われるのが黒炭です。
ホームセンターで見かけることが多いのではないでしょうか。
この炭は安い・入手しやすいというメリットがあるため、BBQでよく使われます。煙や火がボワーっとなりやすく、パチパチと炭が跳ねるので、ちょっと注意が必要なのも特徴です。
燃え尽きるのが早いというデメリットがありますが、BBQをやるには十分な時間燃えていてくれるので、あまり問題はないと思います。
BBQというリア充御用達のイベントでよく使われるので炭界のパリピと呼んでも差し支えないかと。
2.成形炭
オガ炭と似てるのですが、非なるものそれが「成形炭」です。
おが屑などを圧縮して形を整えてから、バラバラに粉砕した後、粘着剤を加えてもう一度形を作って出来上がる炭です。中には着火剤も一緒に加えられてるものもあります。なんだか手間がかかってる気がしますね。
メリットとしては、火が付きやすく、炭が跳ねないことです。
BBQ初心者にとってはありがたい炭ですね。
ただ、デメリットとしては、ちょっとお高い、火がついてから少しの間少しにおいがする、というものがあります。
初BBQだけど、スピーディーに火を付けて、
「うわぁ○○さん、火つけるの上手ですねぇ♪」
とか言われたい方にはもってこいの炭です。
3.備長炭
来ました!備長炭!!なんだかその名前を聞くだけで、美味しく感じさせる力を持つ炭ですね。
備長炭は結構狭き門でして、材料が限定されます。
ウバメガシという木で作らないと備長炭とは言えないのです!
ただ、樫(かし)の種類の木であれば備長炭と読んでもいいよーという話もあるため、難しいところです。
そんな備長炭の特徴は、火が付きづらく、付きても火が消えやすいという、なんとも扱いづらい一品です。
その分、火持ちがよく、炎が上がりづらかったり、煙もでにくいため、飲食店さんは好んで使います。
完全に上級者向けの炭ですね。
「BBQ行こうぜ!え?炭??備長炭買っといたから間違いないっしょ!絶対美味しくなるし!!」
みたいな感じで手を出すとそれこそ大やけどしてしまう可能性が大です。
よっぽど扱いなれている方でないと、BBQで備長炭はなかなか大変だと思います。
むしろ、備長炭でBBQをやっている方がいればその人は本物です。かなりの炭火テクニシャンです。
4.オガ炭
上で説明した通りなのですが、復習のためもう一度説明します。
・おが屑を
・素敵な感じで再利用した炭
それがオガ炭です。
2種類のオガ炭、「オガ炭(やわらかめタイプ)」と「オガ炭(かためタイプ)」はお互いのメリット・デメリットを交換しあってる感じになっているので、時と場合、用途に合わせて使ってもらえたら嬉しいです!
というわけで、炭の種類を見て行きました!この記事を書いているのが夏でかつ、クーラー故障中というコンディションだからでしょうか、ついついBBQに心を持っていかれてしまいました。
ちなみに、私は去年BBQに行っていません!今年もそんな予定はありません!
BBQって何それ?都市伝説なんじゃないの?とも思っております。
BBQにおすすめの炭!
オガ炭の説明をし、様々な炭の紹介をBBQを交えてしたところで、皆様の心には
「結局BBQにはどの炭を使えばいいのよ?」
「このサイトで扱ってる炭でおすすめはなによ?」
という疑問が浮かんでいることでしょう。
そんな疑問にお応えしてしまいます!
楽しい楽しいBBQではどんな炭が良いでしょうか。
想像してください。あなたは火を起こす係です。頑張ってうちわを仰いでいますが、なかなか火が付きません。
「火、まだつかないの?」「ねぇまだ?」「いつになったら肉食べられるの?」
こんな声が周りから聞こえます。
それでも無心で火を起こそうと頑張っています…。
周りは腹減りからだんだんとイライラしてきて…雰囲気も悪くなってきて…。
いやー、恐ろしすぎますね。BBQでそんなことが起きたら本当に涙が出てきてしまいます。本当に怖いです。
そんなことが起こらないように、BBQでは
・火が付きやすい
この1点を大切にすべきだと思います!
燃え尽きるのが早いとか気にしている場合じゃありません!燃え尽きるのが早いならどんどん新しい炭を投入すればいいまでです!
火が付かないことには何も始まりません!
ということで、おすすめは
「成形炭」「黒炭」「オガ炭(やわらかめタイプ)」です。BBQ初心者の方は成形炭一択でもいいかもしれません。ただ、成形炭だけですとコスパが良くないため、黒炭やオガ炭(やわらかめタイプ)と合わせて使うとより良いかと思います。
難しい火起こしの部分だけ成形炭でやり、火が安定ところで、黒炭かオガ炭(やわらかめタイプ)を投入すれば圧倒的にBBQがやりやすくなります。
小さな子どもがいて、パチパチと炭が跳ねるのがちょっと…という方は、オガ炭(やわらかめタイプ)をおすすめします。パチパチと炭が跳ねづらいので安心してご利用いただけるかと思います。
もし「朝からBBQ初めて、深夜までやり続けるぜー!!」という元気が有り余ってる方は、
オガ炭(やわらかめタイプ)とオガ炭(かためタイプ)の2本立てで行けばかなりコストパフォーマンスがあがると思います。
まとめ
ということで、「オガ炭ってなんなの?」という疑問から色々と派生し、最終的にはBBQに最適な炭とは?という着地点に行き着きました。
皆さんにオガ炭の素晴らしさ愛らしさが伝わっていると嬉しいです。
もっと細かいところまで説明したかったのですが、これ以上グダグダと説明してもうざったい感じになりそうでしたので、炭についてもっと詳しく知りたい!という方はもう電話して聞いちゃってください。
サイトの一番上か下の方にフリーダイヤルがありますんで、聞いちゃってください。
そして何度も何度も名前が上がった「オガ炭」の2種類ですが、それぞれのページから購入できちゃいますので、使ってみたいなーという方は是非一度ポチッとしてみてください。きっと後悔はしないと思います。そう信じています!
・オガ炭(やわらかめタイプ)の購入はこちら
・オガ炭(かためタイプ)の購入はこちら
さてさて、ずっと炭とBBQについては書いていたため、本格的にBBQがやりたくなってしまい、東京近辺のBBQ場について、調べまくってしまいました。
この調べまくった履歴を無駄にしないため、近日中に
「東京近辺のBBQ場、迷ったらここに行っとけ!」
を書いて行きたいと思います!
最後までお付き合いありがとうございました!!
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